2015年08月29日

9月から古地図散歩を再開します

8月も終盤となりました。

暑かった7月8月と古地図散歩をお休みしていましたが、いよいよ来月からシーズン到来です!


「古地図散歩に行こう!」を
9月19日から再開します!



待ちかねていた皆さまには、たいへん長らくお待たせいたしました。

再開初日の19日と翌20日は、シーズン開始記念といたしまして参加費2000円のところ半額の1000円にサービスいたします。

定員は各回約10名、申し込み順とさせていただきます。


9月の日程

9月19日午前9時〜午後0時 「虎ノ門〜大手町」
予定コース
虎ノ門駅→虎ノ門金比羅宮→虎ノ門の碑→虎ノ門跡→潮見坂→霞が関坂→日比谷公園→日比谷門跡→外桜田門→二重橋→坂下門→桔梗門→和田倉門跡→大手門→平将門首塚→大手町駅
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochi21.html

9月19日午後1時30分〜午後4時30分 「江戸の水路跡 京橋・銀座編」
予定コース
日本橋駅→兜神社→楓川跡→海賊橋跡→大原稲荷神社→坂本町公園→越中橋跡→天祖神社→弾正橋→八丁堀跡→桜川公園→稲荷橋跡→鉄砲洲稲荷神社→三つ橋跡→京橋跡→三十間堀跡→銀座出世地蔵
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochi15.html

9月20日午前9時〜午後0時 「田端〜本郷」
予定コース
田端駅→田端八幡神社→赤札仁王→与楽寺→動坂→鷹匠屋敷跡→吉祥寺→目赤不動→土物店跡 →高林寺→蓮光寺→養源寺→駒込大観音→大圓寺→八百屋お七の墓→一里塚跡→東大前駅
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochi11.html

9月20日午後1時30分〜午後4時30分 「小石川・大塚」
予定コース
茗荷谷駅→竹早公園→石川啄木終焉地→極楽水→宗慶寺→小石川植物園前→簸川神社→占春園→波切不動→大塚公園→大塚先儒墓地→吹上稲荷神社→護国寺→腰掛稲荷神社→護国寺駅
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochi18.html

9月23日午前9時〜午後0時 「日本橋稲荷神社めぐり」
予定コース
小伝馬町駅→千代田神社→池洲神社→三光稲荷神社→富沢稲荷神社→橘稲荷神社→末廣神社→笠間稲荷神社→元徳稲荷神社→大廣神社→浜町神社→松島神社→茶ノ木神社→銀杏稲荷神社→明星稲荷神社→小網神社→常盤稲荷神社→出世稲荷神社→椙森神社→寶田恵比寿神社→福徳神社→三越前駅
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochi22.html

9月23日午後1時30分〜午後4時30分 「竜閑川跡」
予定コース
神田駅→竜閑橋跡→白旗神社→今川橋跡→時の鐘跡→小伝馬町牢屋敷跡→竹森神社→三光稲荷神社 →橘稲荷神社→玄冶店跡→蛎殻銀座跡→大観音寺→西郷隆盛邸跡→谷崎潤一郎誕生の地→中洲跡→清洲橋
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochi02.html

9月28日午前9時〜午後0時 「江戸城外堀1」
予定コース
水道橋→滝沢馬琴旧居跡→俎板橋→雉子橋門跡→一橋門跡→平川門→神田橋跡→竜閑川・竜閑橋跡→金座跡(日本銀行)→常盤橋門跡 →一石橋→呉服橋跡→北町奉行所跡→東京駅八重洲中央口
くわしくは http://arukitabi.biz/kochizu/kochis01.html


お申し込みはこちらから→ https://mailform.mface.jp/frms/arukitabi/4bssuuo37qma


江戸時代の古地図を見ながら歩くことで江戸の名残を読み取ることができ、現在の東京のルーツが江戸の町にあったことを気づかされます。

よく知っているはずの町なのに、東京には知らないことがいっぱいです。このブログをご覧の皆さまも、「知る」楽しみを存分に味わってください。

たくさんの方のお申し込みをお待ちいたしております。






posted by 歩き旅応援舎 at 14:13| Comment(0) | 古地図散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

8月23日 夏のショートコース Eコース「後楽園〜飯田橋」

7月8月の「古地図散歩に行こう!」がお休みの間、期間限定で開催してきた「夏のショートコース」ですが、当初の予想に反して30人以上の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

その「夏のショートコース」も、8月23日の夕涼み散歩が最終回となりました。歩いたのは「後楽園〜飯田橋」コースです。

東京メトロ後楽園駅の周辺、神田川から春日通りにかけての一帯は、江戸時代には水戸徳川家の上屋敷だった場所です。さんざん煽って悪の道に走らせておいてから「この紋所が・・・!」と言って叩きのめす、あの時代劇の主人公のご隠居様が住んでいたところです。

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この地は明治時代になりますと陸軍用地となりました。この場所に砲兵工廠という小銃・大砲の研究所兼工場が造られたところです。

そういう目で後楽園駅前にある礫川公園を眺めると、植え込みの端にこのようなレンガ構造物が。

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実はこれ、砲兵工廠時代の試射場の入口なのです。試射場は地下に造られ、現在の中央大学の下にまで続いているそうです。

ここにあった砲兵工廠なのですが、関東大震災で大被害を受けて九州へと移転しました。その跡地が後楽園球場や後楽園遊園地となり、現在の東京ドームシティへとなっていくのです。

いったん春日通りに出て、水戸家の屋敷沿いだった道へと入ります。江戸時代の地図にある西岸寺も常泉寺も健在です。

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特に常泉寺には昭和初期のものと思われる立派な煉瓦塀が残っています。

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この道を進むと牛天神に出ます。源頼朝の夢に菅原道真が現れたことから建てられた神社と伝わります。

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ちなみにこの地図で牛天神の下に描かれている川は神田上水です。まずは水戸家の屋敷内に流れ込み、ここで池の水に使われてから江戸の生活用水として利用されていました。

牛天神に話を戻しますと、ここの狛犬は一風変わっています。なんと子狛犬に授乳中なのです。

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天神様と言えば梅ですが、菅原道真が太宰府に左遷された後、道真が愛していた屋敷の梅の木が、主人を慕って太宰府まで飛んでいったという「飛梅伝説」はよく知られています。ところでこの伝説、飛んでいったのは梅だけではなく、道真を慕う松も一緒に飛んでいったのですが途中で力尽きて落ちてしまい、梅だけが道真に再開することができたという悲しい話もあるのです。

牛天神の南側は急斜面になっています。ここにある石段もいい味を出しています。

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牛天神から神田川方面に向かいます。途中で小石川後楽園の外塀沿いを歩きますが、ここの石垣は江戸城外堀の石垣を再利用したものです。石垣を築いた山崎家治の刻印がたくさん残されています。

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神田川は江戸時代には江戸城北側の外堀としても機能していました。市ヶ谷からつづく外堀に、北西から流れてきた神田川が合流して、東の隅田川へと流れていったのです。

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この合流点に明治時代に架けられた橋が飯田橋です。今も飯田橋はありますが、この橋を横断歩道上から見ると・・・

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入口のない歩道が橋の上にあります。左側の橋が後から作られたために、入口が塞がれた歩道だけが残ってしまったのです。

さて、この辺りは外堀と神田川が区境となっており、外堀の南東側が千代田区、神田川と外堀の北側が文京区、神田川と外堀の西側が新宿区となっています。この区境はそれぞれ川と濠の中央を通っていたのですが、昭和58年の飯田橋駅前再開発により、外堀が暗渠化されてその上に飯田橋セントラルプラザ(飯田橋ラムラ)が建てられたのを機に、区境が一部変更となりました。

ビルの真ん中を縦断していた区境を、千代田区と新宿区が同面積を交換することでビル内を横断するように付け替えたのです。それを表すプレートが飯田橋セントラルプラザ1階の床にあります。

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飯田橋駅に到着したことで、今回のコースが終了するとともに「夏のショートコース」の全コースが終了となり、夏の陽は徐々に暮れていきました。


歩き旅応援舎の「古地図散歩に行こう!」は、9月19日から再開します。ショートコースで歩いた約3倍の距離を古地図を見ながら江戸の痕跡と現在東京のルーツを探して歩きます。「参加してみたい!」とか「もっと詳しく知りたい!」という人は、歩き旅応援舎のホームページをご覧ください。

使用古地図:人文社復刻版江戸切絵図コピーライトマークこちずライブラリ


posted by 歩き旅応援舎 at 17:30| Comment(0) | 夏のショートコース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月23日 夏のショートコース Dコース「溜池山王〜六本木一丁目」

いつも開催している「古地図散歩に行こう!」が7月8月の暑い時期はお休みしますので、その間を埋めるものとして企画した「夏のショートコース」、ついに最終日となりました。

最終日たる8月23日の早朝散歩は、「溜池山王〜六本木一丁目」コースです。おもに赤坂を中心に、江戸の古地図を見ながら歩きます。

まずは東京メトロの溜池山王駅から地上に上がります。

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すると目の前にあるこのまっすぐな道も、江戸時代から使われている道です。ここを通って、まずは山王日枝神社へと向かいます。

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現在は外堀通り沿いに大きな鳥居が立っている山王日枝神社ですが、もともとは神社の東側に表参道がありました。国会議事堂の南から山王日枝神社に向かう道がそれで、この参道からつづく石段を上ると、神社の随神門が正面に見えます。

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随神門をくぐると正面に社殿が見えます。

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山王日枝神社の祭神の大山咋神は山の神様です。そのため神様のお遣いは猿なのです。社殿前には狛犬の代わりに猿の石像が置かれています。

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山王日枝神社から外堀通り方面に下りていきます。外堀通りはその名のとおり江戸城外堀の跡です。この辺りでは外堀の元となった川をせき止めて溜池を造っていました。「溜池山王」という駅名はここから来ています。

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外堀通りを越えると、そこから先が赤坂です。あまり知られていませんが、赤坂には江戸時代の道がたくさん残っています。

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この道もこの道も、江戸時代から使われている道です。

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そしてやってきたのが赤坂氷川神社。徳川“暴れん坊”吉宗が享保15年(1730)に建てた社殿が今も使われている神社です。

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そして氷川神社といえば、これ。

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かわいそうな狛犬!


頭を直撃した桜の枝をどうしてあげることもできないまま氷川神社を後にした私たちが見たものは、神社のお向かいにある石垣です。

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なぜか石垣の形状が違います。ここを江戸時代の地図で見ると・・・

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ちょうど真田家と相馬家の屋敷の境目に当たります。これが石垣のちがいの原因のようです。

この石垣沿いに進むと下り坂に出ます。この坂道が「忠臣蔵」の「雪の別れ」のシーンで有名な南部坂です。江戸時代の地図を見ると坂道を下ったところに稲荷神社があります。

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この稲荷神社は今もあります。久国神社がそれです。

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太田道灌が粟田口久国の刀を奉納したと伝わることが神社の名前の由来です。そしてこの神社の狛犬は・・・

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いい表情をしています!


このように江戸時代の名残が色濃く残る赤坂ですが、久国神社に面する六本木通りには高速道路の高架が走り、その向こう側には高層ビルが建っています。

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逆にいえばこのように近代化が進んだ町にも、よく見れば“江戸”がたくさん残っているのです。江戸時代に描かれた古地図を頼りに隠された“江戸”をさがし東京のルーツをさぐる、これが古地図散歩の醍醐味です。


歩き旅応援舎では「古地図散歩に行こう!」を9月19日から再び始めます。「参加してみたい!」とか「もっと詳しく知りたい!」という人は、歩き旅応援舎のホームページをご覧ください。

使用古地図:人文社復刻版江戸切絵図コピーライトマークこちずライブラリ


posted by 歩き旅応援舎 at 09:00| Comment(0) | 夏のショートコース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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